子供のころ、「足が速い奴」と「持久走が得意な奴」はクラスで一目置かれていました。
小中学校のスポーツテストの短距離走は足が速い奴の番になると皆がそいつに注目しますし、シャトルランはラスト数人を全員で応援する時間がありましたよね。
だがしかし!
スポーツテストには好成績でも日の目を浴びない不遇な種目がある!
中学校のスポーツテストは全8種目で構成されており、俺が中学生時代に好成績者が一目置かれていたのは、
・50m走
・シャトルラン
・握力
・立ち幅跳び
・上体起こし(腹筋)
この5種目でした。
それでは続いて、好成績者が日の目を浴びない2軍の種目をご紹介します。
・長座体前屈
・反復横跳び
・ハンドボール投げ
皆さんはクラスで一番長座体前屈や反復横跳びが得意だった生徒を覚えていますか?俺は覚えていません。
なんなら一番得意だった本人すら自分が一番であることに気付いてない可能性すらあります。なぜならこれらの競技はあまり話題に上がらないから。
だがしかし!
高校生になると2軍から1軍に昇格する種目がある!
しかも1軍の中でもかなり上位に食い込むレベルで昇格します。
その種目とは、ハンドボール投げです。
小学生の頃はみんな肩が雑魚なのであまり盛り上がらず、中学生になると肩が強い奴が何人か現れますが、小学校まで小さなソフトボールを投げていたのに中学校から急に大きなハンドボールに変更されたことで困惑、
そして高校生になるとハンドボールのサイズにも慣れますし、ある程度体もできてきます。
結果、同級生の大遠投で大盛り上がり。
もちろん成績上位者は野球部ばかりですが、たまにその中に剣道部やサッカー部が混じっていたときの盛り上がりったらもうね。
で、それを踏まえた上で。
俺の高校時代のハンドボール投げの記録は......
14m
(2点)
メチャメチャ雑魚かい。雑魚すぎて同級生から「まあ今後の人生で思いっきりボール投げることなんて無いからね」みたいな感じで慰められたわ。
そんで「たしかにそうだよな」とか言った記憶があるんですけど、数年後に俺は草野球を始めます。

野球のグラウンドはこうやってベースが4つあるじゃないですか。
なので基本的には相手が打ったボールを拾ったら空いてるベースに向かってボールをぶん投げることが多い競技なんですけど、
先日2塁ベース(イラストだと一番上)からホームベース(一番下)に送球することがありまして、全力でボールをぶん投げたところ、

まあまあ手前でバウンドしました。
こういう対角線上のベースは余裕で届く奴とギリギリ届かずワンバンする奴が多いんですけど、俺の全力送球はしっかりツーバンでした。
原因は2つ。
まず1つは誰でも思い浮かぶもの、「筋力不足」。
そしてもう1つは「ボールに力を乗せるのが下手」。
ボールは一見腕で投げているように見えて、実は下半身から腰に力を伝えて、その力をどんどんいろんな箇所に伝えていって最終的に指先でボールをリリースします。
なのでこの力を伝える動作が弱いと送球も弱くなるんですよね。
ただ、最近ちょっと不思議なことがありまして......
よく「人間はピンチになると火事場の馬鹿力が出る」なんて話を聞くじゃないですか。
もしかしたらそれなのかもしれないんですけど、出来事を時系列順に説明すると、
①自分は2塁と3塁の間を守ってた
②バッターが打ったボールが俺のやや後方に飛んできた
③頑張って追いかけてキャッチした
④この後ホームベースに送球しなければならない
⑤それなのにメッチャ体勢崩した!
⑥このままだとほぼ確実にどこか怪我する!
⑦怪我を防ぐため、ほぼ無意識で瞬時に体が動き怪我を回避
⑧そのまま送球
結果、

ホームベース超えちゃった。
しかも矢印の先で地面にバウンドしたのではなく、ホームベースの後ろにあった高めのフェンスの中段辺りに激突しました。
ということは、これがなければさらに数メートル飛距離が伸びていたわけで......
つまり...... 高校のハンドボール投げで注目を浴びるには......
怪我が有効。
ということで、以上が急に一瞬だけ肩が強くなった話でした。毎回このくらい投げれたら草野球がもっと楽しくなるんでしょうけど、結局次の送球ではまたツーバンに戻ってました。
なお、実際にこの方法を真似して怪我をしても俺は一切責任を負いません。
それでは今回はこの辺で終わりにします。
以上、あざしち!