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人生初ロードバイクで霞ヶ浦一周『カスイチ』に挑戦してみた!後編




☆前回までのあらすじ☆

(前回はこちら)


友達と5人で霞ヶ浦を一周しようとして、




黄色の丸を出発して、初日は赤丸(宿)を目指してたのにその半分で、




あまりのサドルの硬さにメンバー数人のケツが終わりました。

「ぶっといタクシー呼ぼうかな」とか言い出す奴もいましたし。







あんまタクシーを太さで考えたことないけどな。



ここから本編

 


みんな慣れないロードバイクで体にダメージが蓄積されて、そろそろ限界が近づいています。


ここまでは5人で仲良く走ってきましたが、このままゆっくり走っていると時間経過で脱落者が出てもおかしくありません。

それに、宿は夕飯無しなので近くの飲食店を利用する予定だったんですけどその辺りの飲食店の閉店時間が早いこと早いこと。


なのでここからは各自がそれぞれのペースで走って宿を目指すことになりました。




宿に向けて走り出す前に小さな公園に寄って、全体としては最後の休憩。




これまでは立ち寄ったコンビニや公園に必ずこういうサドルを引っかけるタイプの自転車スタンドがあったので、




今回立ち寄った公園で間違えて鉄棒に自転車をかけそうになりましたが、


それくらいみんな消耗しているということです。マジで自転車スタンドかと思いました。




それでは、休憩も済んだので一気に宿まで向かいます!

齋藤!佐藤!稲葉!大久保!また宿で会おう!




つって走り出したら、なんか自然と先頭が齋藤と大久保ペア、大きく差が開いて俺、そこからさらに大きく差が開いて佐藤と稲葉ペアになりました。

なんか俺だけ1人になってない?




まだ余裕がある2人と全然余裕が無い2人が自然とペアになって、俺だけ1人になってしまいました。

しかし先頭に追い付くには体力が足りず、最後尾まで下がろうにも宿まで時間がかかりすぎます。



......これは宿まで1人で走るしかない。



あ、猫いる。お前も一緒に来るか?



猫「いいえ」



そうですか。






つって、そんなこんなで完全に1人で走ることが確定したので、次の休憩地点も決めずにひたすらペダルを漕ぎ続けました。

こんなにデカい湖があって、天気も良くて、景色を眺めてればあっという間に宿に着くはず!

行くぞーーー!!!







湖デカいな~。







いや~、デカい。







デカい......







景色が全然変わらない 泣


カスイチ最大の欠点、それは景色が全然変わらないこと。何故なら常に視界の半分が湖、もう半分が田畑だから。


ひたすら目に優しい自然色が続くので、早々に飽きて「これは休憩地点を決めないと頭がおかしくなりそうだ」と思い早々に次の休憩地点を決めました。




カスイチには、実は2つのルートがあります。

1つは今回我々が挑戦している130kmフルで一周するルート、もう1つは赤い四角の部分にかかっている橋を渡って35kmほどショートカットするルート。


これらのルートを分ける赤い四角の地点には、とても大きくて目立つ橋が架かっているので休憩地点の目印としてピッタリです。

なので俺はこれから脳内ウォークマンで音楽を流しながら橋に向かって足を動かし続けます!

ウォォォォォ!!!



▼脳内ウォークマン プレイリスト


かってな成長期 - YouTube



と、ここでまさかのアクシデント発生。

脳内ウォークマンが不調で何故かこの1曲だけが無限にループされてマジで頭がどうにかなりそうでした。


たまに脳内で流れてる曲が止められなくなることってありませんか?それがよりによってこんなタイミングで発生してしまい、ひたすらPSP用ソフト『剣と魔法と学園モノ。3』のオープニング曲が流れ続ける事態に。


......このゲーム俺の周りでやってる奴マジでいなかったんですけど、読んでる人はピンと来てるんですかね。





な~んて考えながら自転車を漕いでいると、


ついに橋に到着しました!

やったー!ここ渡ったらコッソリ俺だけ帰れる!



どうしましょうね、先頭の2人もコッソリ帰ってたら。そんで後ろの2人も帰ってきてみんなスタート地点で合流したらこれまでの人生で一番笑うと思います。





つって、スマホを開いたら先頭の2人から「もうすぐ宿に着く」と連絡が入っていました。


後日もらった、このときの先頭2人の写真。

どうやら大きなトラブルも無く順調に進んだらしいです。強いて言えば大久保のケツが本当に限界寸前で齋藤がスピードを上げるたびに「待゛っ゛て゛く゛れ゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!゛」と叫んでたらしいんですけど、

このすぐ後に2人とも宿に到着したみたいで安心しました。



それでは俺も宿に向かって再出発します!レッツゴー!






5分後、早くもアクシデント発生......

アクシデントの頻度たっか。きかんしゃトーマスかよ。



今回のアクシデントは何かというと、ここまでの数十キロは普通に問題無く走れてたのに急にここから結構本当にシャレにならないくらい蚊柱が大量発生してました。


通常、蚊柱は虫が1ヶ所に集まってるじゃないですか。しかしこの辺りの道は蚊柱が多すぎて数メートル規模のデカい1つの蚊柱みたいになってました。最悪かい。




サングラスが無かったらマジでこのまま引き返して橋を渡ってたかもしれません。もしくはぶっといタクシー呼ぶ。

ただ、時間的にそろそろ日が沈むので、そうなったらもうサングラスは使えないんですよね...... 危ないので......






もうすぐ辺り一面が暗くなり始めます。

背後から迫ってくる夜に捕まらないように、後は休憩無しでひたすらペダルを漕ぎ続けるのみ!


宿への到着が先か!?それとも夜になるのが先か!?

急げーーーーー!!!










~30分後~




無理して漕いだらヒザ痛くなっちゃった。

見てください、この喜怒哀楽のどれでもない顔。一応まだヒザはギリギリ大丈夫そうではあるのでゆっくり宿に向かってたんですけど、飲食店の時間はそろそろまずいかもしれませんね......


しかも、この時点でまだ最後尾の佐藤と稲葉に抜かれてないということは、この2人も飲食店に間に合わず齋藤と大久保だけが2人だけで飯を食べに行く謎の時間が発生しそうです。


旅行先でそんな時間あるのおかしいだろ。これはなんとしてでも間に合わせなければ......



つって最後の力を振り絞って頑張ってペダルを漕いでいると、急に齋藤から電話がかかってきました。



「もうみんな着いてるから宿の手前にある飲食店にそのまま来てくれ」







......ん?

もうみんな着いてる?



いや、そんなはずはありません。カスイチはほぼ1本道なので抜かれたら絶対に分かりますし、俺はその道から一切寄り道せず真っすぐ宿に向かってましたし、一体どうして......?



あ、分かった。

橋を渡った先は虫が多すぎてほぼ下を見ながら走ってたんですけど、多分後ろの2人もほぼ下を見ながら走ってたので順番が入れ替わったことに気付かなかったんだと思います。


本当にそんなことが起きるくらい蚊柱が大量発生していたので、皆さんもカスイチに挑戦するときはサングラスを持参するようにしましょう。






10分後、飲食店にて全員集合!


いや~、やっぱり自分1人じゃないって最高ですね。

壁にかかった時計を見てビックリしたんですけど、どうやら俺は2時間半くらい1人で自転車を漕いでたらしいです。

しかもその内30分はPSP用ソフト『剣と魔法と学園モノ。3』のオープニング曲だけで乗り切りましたからね。


読者がこのゲームにピンと来てるかは知りませんけど。





それぞれ頼んだ料理が届くまでは、各ペアがそれぞれどのようにして宿に向かったのかを話す流れになりました。

齋藤と大久保は先ほど書いた通り大久保のケツが終わりかけたので絶叫しながら宿に向かって、俺はひたすら孤独にペダルを漕ぎ続けて、

そして次は佐藤・稲葉の番。







「ぶっといタクシー使ったよ」







爆笑しました。本当にぶっといタクシー呼ぶやつがあるかよ。

しかも、運転手に事情を説明したら「ご友人にバレないように宿の少し手前で降ろしましょうか?」と気の利いた提案をされたらしいんですけど、

真っすぐ運転手の目を見て「宿の玄関に横付けしてください」と即答したらしいです。




この後、食事を済ませて「俺は絶対自転車で霞ヶ浦を一周するからな」と再び自転車に乗って宿まで走りました。

とは言っても1kmくらいでしたけど。




無事に宿に到着してからは、UNOを公式ルールで遊ぶなどして過ごしました。

皆さん知ってますか?UNOは本来ポイント制のゲームなんです。


基本は誰かが上がったら他のプレイヤーが持ってるカードの数字を全て合計して、その合計値が上がったプレイヤーの得点になる、というルールです。

そして、それに加えてスキップなどのカードはプラス20点や50点として扱われるため、誰かが上がった際にそれらのカードを持っていると上がったプレイヤーにとんでもなく大きな点数が入ってしまいます。


なので「なるべく大きな数字を先に出そう」「スキップは早めに出そう」「いや、逆にこのカードを後に残すことによって......」みたいな感じでUNOとは思えないくらいガチガチの頭脳戦が繰り広げられて、

「こんなにチャリ漕いだ後に頭回らねえよ」つって1ミリも盛り上がりませんでした。





普通にケツ出してふざけるとかの方が60倍くらい盛り上がってました。俺らもう27の代なのに。



疲れすぎて今さらこれが楽しくなっちゃってる場面。

大人がこれやって楽しいことなんてまあ無いですからね。貴重な経験だったと思います。





別に貴重な経験じゃないか。



2日目




おはようございます。

5人中2人がいびきをかくタイプだったので常にレム睡眠でしたが、6時間くらい寝れました。なんだかしっかり6時間分夢を見た気がします。


それでは2日目も張り切ってまいりましょう!


現在地はここで、あとは何度か休憩を挟みながらスタート地点に戻るだけです。

距離も初日の1/3くらいしかないので多分楽勝!




レッツゴー!



つって、ここからは全員ロードバイクの乗り方にしっかり慣れ切ったのか「ケツが痛ぇ~」みたいなことも無くフルスピードでスイスイ進みました。


見てください。あっという間にあの橋の反対側まで来ました。

しかもここまでほぼ休憩無し。あまりにも順調すぎて、自分達のことなのに5人みんなビックリしてました。



その後もほとんど休憩せず先に進んで、ようやくしっかり休憩したときには、


誰も前日のようなダウン状態にはならず、




みんなで「うめ~~~」つってソフトクリームを食べました。

この休憩地点はちょっとした店になっていてバニラ味かイチゴ味のソフトクリームを頼めるんですけど、俺以外みんなバニラ味を頼んでて少し浮きました。



俺以外の4人が。




(ブログを書きながら気付いたんですけど、真ん中の稲葉はバニラとイチゴのミックスを頼んでますね)

前日まではみんなケツへの負担がデカすぎて椅子に座って休憩なんて考えられなかったのに、今日はしっかりケツに体重をかけて座っています。

乗車姿勢さえ慣れてしまえばもう完全にこっちのものです。ロードバイク楽し~!




さて、いよいよゴールまでは残すところあと10km程となりました。

一瞬ぶっといタクシーを使った奴もいましたが、誰も欠けることなくゴールできそうで良かったです!




ちなみに、俺以外の4人が喫煙所でタバコを吸ってたら、




真横にLPガス供給設備とかいう火と相性の悪すぎる設備が備わっていて、危うく再び俺1人になってしまうところでした。

タバコを吸いながら誰かがボソッと「引火したら俺ら死ぬな......」と言い出したときの緊張感凄かったな~。



ただ、引火せず無事にタバコを吸い終えたのでこのままゴールまで全員で走り切ります!






......と思ったら、ここで最後のアクシデント発生。


まさか最後の最後であんなアクシデントが待ち受けているとは思いもしませんでした。

これはちょっとガチのアクシデントだったので写真は無いんですけど、俺が自分でも気付いてなかったイネ科の花粉アレルギーが大爆発して、目が真っ赤になり痒みと涙が止まりませんでした。

体感としてはスギ花粉の2倍くらい強く症状が出てしまい、目が普段の半分くらいしか開きませんでした。

それに加えて、花粉症なのでもちろん鼻水も止まらずラスト10kmでコンディションが最悪に......







しかし、ここまで来て「ちょっと目が......」なんて言ってたら盛り下がったままゴールすることになるので、このままノンストップで走り続けることにしました。



さあカスイチのラストランがスタートしました!俺の目が開かなくなるのが先か!ゴールするのが先か!

残りの距離は5km!4km!3km!着々とゴールに近付いています!

しかし俺の花粉症も最後の追い上げをかけてきました!自転車と花粉症のデッドヒート!


勝つのはどっちだ!

勝つのはどっちだ!

勝つのはどっちだ!








カスイチ成功!


初日はどうなることかと思いましたが、無事に全員揃ってカスイチを成功させることができました!

ちなみに俺の花粉症も駅前まで来ると花粉の量が減ったのか、先ほどまでの状態が嘘かのように治りました。良かった~。





ということで、以上が友達とカスイチに挑戦した話でした。

皆さんも自転車に乗って友達と出かけてみてはいかがでしょうか。想像以上に大変ですが、それ以上に楽しかったです!



それでは今回はこの辺で終わりにします。

以上、あざしち!