10代の頃は学校で毎年身体能力を測っていました。
毎年毎年バカみたいに反復横跳びして、ハンドボール投げて、短距離走って、友達と記録を競って。
しかし20代になるとマーーージで1回も測らなくなります。
20代以上の皆さん、今自分がどれだけ反復横跳びをできるか知っていますか?どれだけハンドボールを遠くまで飛ばせるか知っていますか?100mを何秒で走れるか知っていますか?
俺は知りません。

ということで真夜中の陸上トラックにやって来ました。
無料開放されてる陸上トラックなんてなかなか無いので普段は人がたくさんいますが、真夜中なので貸切状態です。最高。
それでは100m走のタイムを測っていきましょう!
測り方は簡単!知人を呼んでゴール地点に立ってもらい、ストップウォッチで時間を計測するだけ!
......と思ったんですけど、

実はここ警察の巡回ルートになるくらい治安が悪いんです......
マジで2回に1回は警察が来ますからね。しかも通報ではなくシンプルに巡回として。
俺がここを利用するときは毎回1〜2時間走っているので「コイツはどう見ても走りに来てるだけの奴だ」と判断されて職質されませんが、
偶然通りかかった通行人が例外無しに全員職質されているので多分過去に何かあったんだと思います。
さすがにそんな危険な場所に知人を呼ぶのは良くないので、別の方法を考えます。
あっ、そうだ。ゴール地点にカメラを設置して、走ってる映像からタイムを計測するのはどうでしょう!?
いや、ダメか......

ここ警察の巡回ルートになるくらい治安が悪いんだった......
そんな場所にカメラなんて設置しようものなら100m走っている間にカメラを盗まれて、犯人を追いかけるために長距離走がスタートしてしまいます。
短距離走から長距離走に切り替えるのってマジでしんどいですからね。ペースは滅茶苦茶になりますし、スタミナ管理もできませんし。
中学時代、同級生が3kmマラソンで400m走みたいなスタートダッシュして後半クリープ現象くらい足遅くなってたんだから。
そんで一瞬マジで校庭にオートマ車入ってきたんかと思ったんだから。
241229_rope.mp4
↑
その同級生
中学時代の話はさて置き、超さて置き。
100m走るのタイム計測方法は、最終的に以下のように決めました。
①スマホのレコーダーを起動して、ポケットに入れる。
②スタートと同時に舌を鳴らす(舌打ちじゃないよ)
③ゴールしたら再び舌を鳴らす
④舌を鳴らした音の間隔からタイムを計測する
それでは実際にやってみましょう!

よーいスタート!!!
(音量注意)

......。

......。

舌の音聞こえねぇ......
スタート時は辛うじて聞こえますが、ゴールの音がぜんっぜん聞こえません。
原因としてはポケットが大きめだったため、中でスマホが暴れたんだと思います。ちくしょうめ。
仕方無い.....
音声データを作曲ソフトにブチ込んで不要な音域をカットしたり色々編集して無理やりタイム計測するか......
こりゃ面倒だぞ〜......
(30分後)

ついに解析できました!
それでは発表します!
俺の100mのタイムは......!
日本の20代男性の平均タイムが15〜16秒台のところ......!
なんと......!
15.32秒
普通......!

なんというか、一番コメントに困る記録が出てしまいました。
だったらまだバカクソ遅い方がいいんだから。4日とか。
俺は元々クラス対抗リレーの補欠に選ばれるくらい足が速かったんですけど、15秒台て。せめて13秒台くらいで走ってくれ。
ちなみに、俺は何度もリレーの補欠に選ばれたものの実際に出場したことはありません。何故ならクラス対抗リレーの代表になるような奴は基本的に学校行事を休まないから。
241229_rope.mp4
↑
代表こいつ
ということで、体力計測のついでに思い出話もできたところで今回はこの辺で終わりにします。
以上、あざしち!