日刊のぎへっぺんブログ

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長野・山梨・埼玉にまたがるデカい山『甲武信ヶ岳』に登ってきました!




6月29日


標高約2500mの山『甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に登りました。


▼登場人物

中学の同級生。公務員。

所の彼女。公務員。

中学の同級生。バイトとパチンコで生活している。

俺。杏仁豆腐が好き。


この4人で山に登ってきたので、今回はそれについて書きます!ヒョォ~!





朝4時半


24時間マラソンのサポートスタッフみたいな恰好で失礼します。のぎへっぺんです。

昨日は朝3時台に起きて、色々と準備を整えて登山に出発しました。


俺は登山経験があまり無いので毎回ビックリするんですけど、登山の日ってメチャメチャ朝が早いんですよね。前回の登山は朝2時半起きでした。もはや朝じゃない。

ちなみに朝早くから行動する理由は「登山中にトラブルが発生しても日暮れまでに下山できるように」「午後は天候が変わりやすい」「午後は暑い」「午後は帰り道が混む」「午後はクソ」「午後バカ」「午後ゴミ」など色々あるらしいです。



ということで昨日は早起きして準備を整えて、他のメンバーが運転する車に拾ってもらって山に向かいました。

俺以外のメンバーは千葉県、俺は東京に住んでいて、目的地の甲武信ヶ岳は静岡県にあります。なので千葉県からまっすぐ西に進むルートになります。



出発してしばらく走ると、ビルだらけだった景色にだんだん緑色が増えてきて、




さらに走ると遠くに山が見えてきます。

千葉県も東京も山が全然無いので、「景色に山が見える」というのは実はかなりの非日常だったりします。


山が見える地域に住んでる人にこれを話すと毎回ビックリされる




その後も車を走らせると今まで遠くに見えていた山がどんどん近くなって、




最終的に山の駐車場まで来ると道路がエラいことになります。

道がガタガタなのはもちろんのこと、あまりにキモすぎるので画像は出しませんが虫が2000匹くらいいました。

虫が多すぎて、マジで車から出られなくてこのまま車を発進させて帰ろうかと思いました。




あと、


先ほどのこの画像。もしかしたら違和感を覚えた人がいるかもしれませんが、




この車は車内全体を映すミラーが付いてるんですよね。

何用???



大人4人で頑張って用途を考えてみたものの、結局答えは出ませんでした。


もしかしたらクロックタワーのシザーマンにトラウマを持ってる人からしたら便利なオプションかもしれませんね。


2025年に伝わるんかこれ



朝8時半


そんなこんなで山に到着した4人。

今回登る山は日帰りコースとしてはそこそこ長めで8時間ほどかかるらしいので、全員気を引き締めています。あまり気を引き締めてるようには見えない写真になってますけど。




それでは、登山スタート!





カメラの設定を間違えて猛スピードで入山してるみたいになった写真



朝9時


この山は序盤は延々と緩やかな上り坂が続いて、後半になると一気に難易度が上がるそうです。

この写真は序盤に撮影したんですけど、緩やかすぎて平坦な道に見えますね。




一応、今回の登山は沢沿いを歩くので足元が滑りやすい場所があったり、




体重を預けるほど信頼していいのか分からない階段や橋があって何度かヒヤッとした場面はありましたが、それでも序盤はかなり簡単なルートでした。




あと、普通に鹿がいました。

熊じゃなくてよかった。




昼11時


登山開始から2時間半。

ここまではルート通り順調に進んでいたのですが、所が急に「水源だ!!!」と叫んでルートを外れました。


何事かと思ったら、どうやらこの甲武信ヶ岳にはあの有名な信濃川の源流があるらしいんですけど、その源流を見つけた所は「俺は水源ハンターだ!」などと叫びながら走り出しました。

確か彼は公務員だった記憶があるんですけど、どうやら水源ハンターだったようです。



もしくは水源ハンターが公務員という可能性もあります。



せっかく源流を見つけて喜んでるのに俺の撮影技術がカスすぎるせいで顔面が事故ってしまった所。




昼11時半


頂上まであと少し!

しかし、先ほど説明した通りこの山は頂上に近付くにつれて一気に難易度が上がります。


なので手を使わないと登るのが大変なデカい段差が連続したり、足を滑らせると死ぬエリアがあったりして、いきなり別の山にワープしたのかと思いました。

そんで、そんなに大変なルートは写真を撮る余裕も無いので参考画像無しという......




一応足を滑らせると死ぬエリアの直前に撮った写真が1枚だけ残ってました。

ここは「ガレ場」と呼ばれる主に石や岩で形成されたメチャメチャ不安定で歩きにくい斜面なんですけど、1歩1歩進むたびに少しずつ地面の石や岩が滑って動くので本当に怖かったです。




以前登った日光白根山(上の画像)も甲武信ヶ岳と同じくらいの標高かつ後半はガレ場が続いたので、下から見ている分には「前に登った山と同じ感じかな~」と思っていました。

しかし今回のガレ場は日光白根山よりはるかに不安定で崩れやすくて、登りながら「思ってたのと違う!!!」と絶叫しそうになりました。



でも俺は諦めずに頑張って登りました。

何故なら、ガレ場を抜けるとそこには......



頂上が待ってるから!!!

甲武信ヶ岳(2,475m)登頂成功!



昼12時


無事に登頂できました。よかった~。





さっきまでガレ場でみっともないくらいビビってたのに、そんなこと忘れて一番かっこつけてる人





せっかく標高2,475mまで登ってきたのに「周りに全然人がいないから」つって自宅みたいにくつろぐ人





3時間半も歩いて疲れてるのに何故か大福を食べ始めて口内の水分が完全に無くなった人



山の頂上ってもしかして、人間の素が見れる?

マッチングアプリなどで恋人を探している人は、気になる人とデートすることになったら甲武信ヶ岳に登ってください。相手の素が見れます。



まあ、山頂は駐車場のときより虫が多くてエラいことになってましたけど。

30枚近く写真を撮って、下山後に確認したら24枚に虫が写り込んでました。多い多い多い。


あまりにも虫が多すぎて、みんな「ここまでバス出してくんねぇかな」とか言ってました。



まあ、こんな所にバスが来る訳がありませんし、なんならロープウェイすら無いので完全に自力で下山しましたけど......


登山開始から6時間51分。無事に下山完了!

8時間かかる山を6時間51分で下山、そこそこ健康的で良いペースだと思います!多分!




下山中、登りと全く同じ場所に全く同じ鹿がいて「お前らこの数時間何やってたんだよ」とツッコミを入れる時間があったので、それが無ければ6時間40分台で下山できていたと思います。

なんなら登りの段階で鹿を見つけなければギリ6時30分台も狙えたかもしれません。何故なら今思い返したら「そんなに?」ってくらいずーっと鹿を眺めていた気がするので。



ということで、以上が甲武信ヶ岳に登った話でした!

来週は富士山に登るんですけど、どうやらそっちは今回とは比べ物にならないくらいガレ場が長く続くらしいので死なないように頑張ります!

(どうやら富士山のガレ場は甲武信ヶ岳ほどは滑らないらしいです。良かった......!)



それでは今回はこの辺で終わりにします。

以上、あざしち!



☆おまけ☆

よく「登山にポテチを持ってくと袋がパンパンになる」という話を聞くので、今回の登山にはポテチのように袋に入った菓子パンを持って行きました。

はたしてパンはパンパンになるでしょうか!?



パン、パンパン!!!