駿河屋、それはオタク向けリサイクルショップ。
日本のオタクは全員駿河屋のアカウントをネットで取得しているとされている。
しかし、俺は全然オタクではないので駿河屋のことを名前と「たしかリサイクルショップだっけか?」くらいしか把握しておらず、当然アカウントも持っていませんでした。
そんな非オタクの俺ですが、先日欲しい本を探していたら駿河屋にのみ在庫があるという情報を掴みまして。
その本は12年前に発売された同人誌で、4年ほど前から時々ネット上に在庫が無いか確認していたのですが全然見つからず、今回ようやく在庫が出てきてパソコンの前で狂喜乱舞しました。
なので、すぐ駿河屋のアカウントを取得して同人誌を注文しようとしたら、
「現在、駿河屋ではお客様のご注文のお受付はできません」
何でだオラァァァァァァ!!!
アカウントを作ったばかりなのに、何故かアカウントに制限がかけられていました。
ただ、もしかしたら荒らし防止のため登録初日は注文できないシステムになっている可能性もあるので、他のユーザーも同じ状況になってないか調べてみることにしました。
すると、
「初日制限などはありませんが、過去に規約違反をしたアカウントは注文を制限されます」
過去もクソも今日が初日だボケェェェェェェ!!!
俺が過去にしたこと一覧、アカウント登録。以上。
これはさすがに何かがおかしいです。ちょっと運営に問い合わせてみましょう。
数時間後、返信が来ました。
ご連絡をいただきましたご住所につきまして、過去に「○○」様のお名前でご注文いただいた際、お取引に問題があり新規でのご注文について制限をかけさせていただいております。
誰それ!?!?!?
マジで全然知らない名前でした。知らない人が俺と同じ住所で駿河屋を使って、それで何かやらかしていたみたいです。
調べていくと、どうやら駿河屋はアカウント制限の基準が厳しくて「注文確定後にキャンセルしたら一発アウト」「制限されたアカウントと同じ住所に住んでたら巻き添えでアウト」など色々な噂が流れていました。
で、今回の件で「制限されたアカウントと同じ住所に住んでたら巻き添えでアウト」が真実であることが分かりましたね。
理不尽じゃね!?!?!?
なんで同じ住所ってだけで制限されるのよ。
もうすぐ新年度なので引っ越しシーズンの真っただ中ですけど、もし引っ越した先の前の住人が田中キャンセル太郎さんとか佐藤未払い子ちゃんだったらそれだけで連帯責任ですからね。
ましてや、俺が住んでいるのはシェアハウスなので通常と賃貸と比べて人の出入りが多く、それだけキャンセル太郎や未払い子の出現率が高くなります。
シェアハウス最大のデメリットはプライバシーの確保が難しいことではなく、駿河屋が使えなくなることです。
キャンセル太郎が住んでいた物件はちゃんと不動産屋の方で事故物件として値引きしておいて欲しいものです。大島てるにも「駿河屋未払い」とか書いたりして。
ちょっとさすがに過去の住人のせいでアカウントが使えなくなるのは納得がいかないので、問い合わせメールにて「過去の住人なんて知らんから制限解除してや~ 泣」という旨を伝えておきました。
結果、最初の問い合わせから35時間くらいかかりましたが、
なんとか制限解除!!!
よっしゃーーーーーー!!!
これで鳩胸せんせーの武装神姫のエロ同人誌買えるぞーーーーーー!!!
一応この後、制限解除を伝えるメールに「うっふぅ~ん♡ありがとねぇ~ん♡」みたいな返信をしようかとも思いましたがまた制限がかかる可能性があるのでやめておきました。
きっと今後も日本には「新生活に向けて引っ越しをしたら駿河屋が使えなくなった」という人が出てくると思います。
そんなときはすぐに問い合わせメールを送りましょう。意外とあっさり制限解除されます。
以上、駿河屋猛抗議ハゲがお送りしました。
それでは今回はこの辺で終わりにします。
また明日!あざしち!